【臭女】体臭が気になり出した世代の”無臭活”

女性の体臭は意外と気づきにくいもの。私だって、旦那に言われるまでは…。

海外で行われている意外な体臭対策

アジア人である日本人よりも、他の人種の方が体臭が濃い傾向にあるということを知っている人もいるでしょう。白人や黒人のワキガ率は、80%以上と、アジア人の10%前後と比べるとかなり高い確率になっています。

そのため、海外では日本よりも体臭を気にして、女性だけではなく男性でも香水をよく使っているのです。彼らは香水以外には、どのような体臭対策をしているのでしょうか。

ここでは、海外で行われている体臭対策をご紹介していきます。

 

とにかくシャワーをよく浴びる

海外の人で、自分がニオイが強いという自覚がある人は、こまめにシャワーを浴びます。日本人だと、1日1回、多くて朝晩の2回といったところではないでしょうか。

しかし、海外ではニオイが強い人は朝晩以外に、家に帰って来たり、汗をかく度にシャワーを浴びるというのは普通のことです。

体臭というのは、汗が乾いたときが一番強くなってしまうため、その汗を洗い流すことで体臭を弱めているというわけです。

体臭が強いというのは体質的なものでもあるのですが、そうした気遣いをし、さらにそこに香水やデオドラントでの対策をすることで、周囲の人にニオイを感じさせないように努力をしているのです。

 

あまりニオイの強い食べ物は食べない

体臭と食べ物というのは、かなり密接に関係しあっています。食べ物が体臭を作っていると言っても過言ではありません。

海外、特に欧米では肉食文化なので、このことも関係して体臭が強い人が多いのだと考えられます。肉ばかり食べていると、動物性脂質の摂りすぎによって皮脂分泌が多くなってしまうからです。

過剰な皮脂は酸化してニオイを発するようになるのですが、このメカニズムについてわかっているという人は、肉も食べながらも野菜や果物もバランスよく摂るようにし、さらにはニンニクやニオイの強いスパイスなどはなるべく控えるというようなこともしているようです。

 

外国人は体臭が強いので、こうした知識はないのではないかと思っているかもしれません。しかし、一部の国では、小中学校のうちに、授業などで体臭のケアについて教えられたり、お知らせがあったりすることもあるそうです。

そうした背景から、体臭に関する知識は日本人よりも豊富である場合が多いようです。

 

マンゴスチン石鹸で体を洗う

ここまでは、欧米での体臭対策についての話でしたが、アジアに目を向けると、例えばタイではマンゴスチン石鹸が体臭対策用品として販売されているようです。

マンゴスチン石鹸は、美容に良いとされているのですが、それ以外にも加齢臭に効果があると言われています。

加齢臭ということで、若い人にはあまり関係ありませんが、加齢によって体臭が濃くなったと感じている人は使ってみてもいいのではないでしょうか。

 

塩の除菌効果を使う

古来より、塩は体臭対策に使われてきました。特に、アジア地域ではこれを知っていて、美肌用の塩で体を洗うという人も多いようです。

塩には除菌効果があり、その除菌効果によって雑菌が繁殖するのを防ぎ、結果体臭を抑えることになるのです。

そういう関係で、東南アジアではマッサージソルトなどが体臭防止のために販売されていることもあります。

 

塩には確かに除菌効果があるのですが、市販の食塩は体に刺激がありすぎるので、もしも使いたい場合は、マッサージ用のソルトなどでためしてみるといいでしょう。

 

よもぎ蒸し

美容大国と言ってもいいほど、さまざまな美容法のある、お隣の国韓国では、よもぎ蒸しが美容によく使われています。デトックス効果もあり、よもぎ蒸しをすると体の中にたまった毒素が出て行くそうです。

それ以外にもよもぎ蒸しは、不妊症に効くだとか、更年期障害に効果を発揮すると言われています。

そんな女性にとても嬉しい効果を持つよもぎ蒸しですが、よもぎに含まれる成分が消臭作用があるということでも知られています。消臭作用があるというだけではなく、殺菌作用のために体に雑菌が繁殖しづらくなります。

また、よもぎの持つデトックス効果も、ニオイの元となる毒素を体外に排出させてくれるため、体臭を根本から改善できるのです。

 

そのため、よもぎ蒸しは、単なる美容効果だけではなく、体臭対策としても用いられているのです。

最近では、このよもぎ蒸しが日本にも持ち込まれていて、よもぎ蒸しのコースのあるサロンもあるようです。特に汗をかくことが多い夏では、このよもぎ蒸しが人気です。

 

まとめ

体臭対策は、日本よりもむしろ海外の方が発達していると言えるでしょう。

自分の体臭が気になっていると言う人は、海外での体臭対策を参考にして、自分の生活に取り入れてみてはどうでしょうか。

ただし、シャワーの浴びすぎは、今度は肌の乾燥を招いてしまいますから、濡れたタオルで汗をかいたところを拭く程度にしておいたり、保湿対策もかかさないようにするなど、多少はアレンジして肌を傷めないような対策を取るようにしてください。