【臭女】気づいてない？女性の体臭の発生原因とその対策 - 【臭女】体臭が気になり出した世代の”無臭活”

体臭に悩まされているという女性は意外と少なくないでしょう。特に、通常女性は男性よりも体臭が薄い傾向にありますから、自分の体臭に気づいてしまったときには、周囲の人にも気づかれるのではないかと不安に思うのではないでしょうか。

女性の体臭はどういうメカニズムで発生してしまうのでしょう。その対策とともに考えてみましょう。

ストレスは、体臭が発生してしまう原因としては、とてもメジャーなものです。忙しい毎日のために、ストレスを溜め込んでしまっているという人は少なくないでしょう。

ストレスを溜め込むと、自律神経が乱れてしまいます。ストレスが溜まっている時というのは、自律神経の中でも行動を司っている神経である交感神経が優位になりがちです。

交感神経が優位になっているときというのは、アポクリン腺という臭いの強い汗を出す部分が活発になります。そうなると、臭いの強い汗をかくようになるため、体臭が濃くなってしまうのです。

ですから、体臭が濃くなってきたと感じる人は、ストレスが溜まっていないかどうかまずはチェックしてみましょう。最近なんだか疲れているということなら、自律神経が乱れている可能性があります。

そういった自覚がある人は、1日のうちに1回はしっかりと体を休め、体と心の休養をしっかりとるようにしましょう。そうすることで、自律神経のバランスが整い、体臭も薄くなっていく可能性があります。

女性の体臭はそんなに強くないからと、ニオイケアを怠っていると、知らない間に体臭が濃くなっているということもあります。

デオドラントを使うということくらいは誰でもしているかもしれませんが、例えば髪の毛を生乾きのままにしてしまったり、同じバスタオルを何日か使ったりというのも、バスタオルに雑菌が繁殖し臭いの元になることがあります。

洗濯物なども溜め込んで放置すると、ニオイの原因になりやすいので気をつけるようにしてください。

体から発せられるニオイというよりは、こうした雑菌の繁殖がニオイの元になっていることもあるのです。

食べ物が体臭に関係しているということは、もうすでに知っているという人もいるかもしれません。特に、肉をよく食べるという人は、体臭が濃くなりがちです。これは、動物性脂質の摂りすぎによるものです。

動物性脂質をたくさん摂り、他の栄養が足りていないという場合、皮脂腺が刺激される影響で皮脂分泌が増えます。余分な皮脂は酸化すると臭いを発するようになります。

また、肉ばかり食べていると便秘にもなりやすくなるのですが、便秘になると口臭も強くなってしまいます。

肉を食べ過ぎているという自覚がある人は、肉を断つ必要はありませんが、少し量を減らして野菜なども積極的に摂るようにしましょう。

加齢臭というのは、なにも男性だけのものではありません。実は、女性のほうが加齢臭は強いと言われているくらいなのです。

一般的に女性のほうが男性よりも体臭が薄いのは、女性ホルモンであるエストロゲンのはたらきによるものです。エストロゲンが活発だと、皮脂が酸化しづらいため、皮脂の酸化による体臭が出るということがあまりないのです。

しかし、年齢とともにどうしても女性ホルモンの分泌は低下してしまうため、年齢を重ねると女性でも体臭がするようになります。

更年期障害などがあまりにひどいという人だと、ホルモン治療を受けるという方法もありますが、まだそういう年齢ではないという場合は、ストレスなどの影響でホルモンバランスが乱れているということも考えられます。ホルモンバランスは、若い時よりは30代、40代の時の方が乱れやすい傾向にあります。

この原因が自分に当てはまるという人は、まずは規則正しい生活をし、ストレス発散の方法もとって、ホルモンバランスを整えてみましょう。

ダイエットは美容のために行うものですから、まさかそのダイエットが体臭の原因になっていると考える人は少ないでしょう。

しかし、ダイエットの中でも食事制限を伴うようなダイエット方法は体臭の発生原因になることがあります。

特に糖質制限ダイエットでは、糖質を摂らない影響で体脂肪がエネルギーとして使用されることになります。このとき、血中にケトン体というものが放出されるのですが、このケトン体は体臭の原因となってしまうのです。

糖質制限ダイエットをしていて体臭が濃くなったと感じた人は、野菜やバナナ、海藻類などを摂ると体臭が和らぐかもしれません。これらの食品はアルカリ性食品といいますが、ケトン体は酸性なので、中和ができるからです。

体臭に悩んでいるという女性は、ここで紹介した原因が1つくらいは思い当たったのではないでしょうか。体臭はケアをしていれば気にならなくなるものです。